四国88ヶ所めぐりおへんろの足袋  寺巡り
弘法大師ゆかりの88ヶ所の寺院の総称で、これらを結ぶ遍路道を順に辿ります。1400kmにも及ぶとか。気長にゆっくりと、挑みます。

12日目 14日目


第13日目

2022/4/2   宿⇒76番金倉寺⇒75番善通寺⇒74番甲山寺⇒72番曼荼羅寺⇒73番出釈迦寺⇒善通寺駅   14.3 km


宿から76番 鶏足山金倉寺をめざして

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76番 鶏足山金倉寺 天台寺門派の宗祖である円珍(智証大師)の生誕地として知られ、また、乃木希典が1898年(明治31年)から3年間当寺の客殿を仮住まいにしており、客殿には乃木ゆかりの品々が展示され、境内には銅像もある。

御詠歌       まことにも神仏僧を開くれば 真言加持(かじ)の不思議なりけり
宗派        天台寺門宗
開基        (伝)和気道善
ご本尊       薬師如来
創建        (伝)宝亀5年(774年)
所在地      香川県善通寺市金蔵寺町字本村1160番地

     
仁王門
仁王
仁王
鐘楼堂
本堂
本堂
入山大師像  (智証大師)


76番 金倉寺から 75番 屏風浦五岳山善通寺をめざして

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75番  屏風浦五岳山善通寺 空海(弘法大師)は讃岐国、現在の善通寺市の出身である。善通寺は空海の父で地元の豪族であった佐伯田公から土地の寄進を受け、大同2年(807年)に建立し始め、弘仁4年(813年)に落成したという。空海の入唐中の師であった恵果が住していた長安の青龍寺を模して建立したといわれ、創建当初は、金堂・大塔・講堂など15の堂宇であったという。

御詠歌       我すまば よもきえはてじ善通寺 ふかきちかいの 法(のり)のともしび
宗派        真言宗善通寺派
開基        佐伯善通
ご本尊       薬師如来
創建        (伝)大同2年(807年)
所在地       香川県善通寺市善通寺町三丁目3番1号

     

東院 伽藍   赤門
東院 伽藍   五重大塔
東院 伽藍   釈迦堂
東院 伽藍   仏足石
東院 伽藍   南大門
東院 伽藍   金堂
東院 伽藍  中門 
善通寺塔頭 観智院
807年 弘法大師の創建にして往時は十善坊と号して一山の寺務を掌握して通行手形なども発行していた。観智院と称するようになったのは中世になってからである。
現存の建物は大正14年に再建され、本尊十一面観音は高松藩主松平家の息女が、庵を結ばれていた寺の本尊を遷したと言われ、安産、子育ての守護神として、婦女子の信仰の厚い寺である。
大師の修業像は昭和9年大師一千百年御遠忌の時に建立された周囲の石仏は四国八十八か所のご本尊を配し各寺のお砂が埋められていて、この像のまわりを一周すると八十八か所を巡礼した孝徳がある。
尚、大師像の下は納骨堂となって宗派を問わず一般の人々のお骨を納めるところである。
                  案内説明板から
善通寺塔頭 観智院   弘法大師立像
善通寺塔頭 観智院  子安観音
西院 誕生院  仁王門
西院 誕生院  御影堂
弘法大師の御影を安置した御堂で、大師の母君玉寄御前の御館にて、この所で御誕生した。
奥殿には大師御自筆の瞬目大師の尊影を安置してあります。83代 土御門天皇が御拝覧の時、この尊像が瞬きをしたので、瞬目大師と勅号を賜ったものであります。御堂地下は約100メートルの戒壇巡りになっており、大師の御誕生所へ参り大師と結縁する道場です。
              案内説明板から
西院 誕生院  
西院 誕生院  
西院 誕生院  聖天堂
西院 誕生院  遍照閣
西院 誕生院  ほやけ地蔵堂
ある人が子供の頬やけ(あざ・やけどの痕)の治癒をこの地蔵菩薩に3年間お願いしたところ、きれいにとれたといい、このことが評判となり、あざや病気の平癒に功徳のある「ほやけ地蔵」として信仰を集めることとなりました。              善通寺HPから
西院 誕生院  護摩堂
西院 誕生院  鐘楼堂
西院 誕生院  親鸞堂



75番 善通寺から 74番 医王山甲山寺をめざして

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74番 医王山甲山寺 甲山寺周辺は弘法大師の故郷で、幼少時代によく遊んだといわれる場所。平安初期、壮年期になった弘法大師は善通寺と曼荼羅寺の間に伽藍を建立する霊地を探していました。
ある時甲山を歩いていると、麓の岩窟から老人が現れ「私は昔からここに住み、人々に幸福と利益を与え、仏の教えを広めてきた聖者だ。ここに寺を建立すれば私がいつまでも守護しよう。」と言いました。弘法大師は大変喜び、毘沙門天像を刻んで岩窟に安置し、供養しました。

御詠歌       十二神(じゅうにしん)味方に持てる戦(いくさ)には 
                            おのれとこころ甲(かぶと)やまかな
宗派        真言宗善通寺派
開基        弘法大師
ご本尊       薬師如来(伝弘法大師作)
創建        
所在地       香川県善通寺市弘田町1765-1
     


山門
甲山寺のうさぎ
当山のご本尊「薬師如来}の脇仏、「月光菩薩」の左手に持った月から飛び出したと言われるウサギ、境内では二羽の親子ウサギと14羽のうさぎ瓦が、皆さまをお守りしております。
大師堂
鐘楼
多聞天堂           毘沙門天尊
淡島大明神
本堂
新年を華やかに祝う「花手水」




74番 甲山寺から 72番我拜師曼荼羅寺をめざして

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72番 我拜師山曼荼羅寺

御詠歌       わずかにも曼荼羅おがむ人はただ ふたたびみたびかえらざらまし
宗派        真言宗善通寺派
開基        (伝)行基
ご本尊       金剛界大日如来
創建        (伝)推古天皇4年(596年)
所在地      香川県善通寺市吉原町字曼荼羅寺1380番地1
     


仁王門
仁王門   仁王の裏の飾るぞうり
手水舎    此処も新年を華やかに祝う「花手水」
参道を飾る桜がちょうど満開
本堂
鐘楼
八幡宮
護摩堂
大日如来
観音堂




72番 曼荼羅寺から 73番出釈迦寺めざして

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73番我拜師山出釈迦寺 弘法大師が7歳の時。我拝師山に登り「私は将来仏門に入り、仏の教えを広めて多くの人を救いたい。私の願いが叶うなら釈迦如来よ、姿を現したまえ。もし叶わぬのなら一命を捨ててこの身を諸仏に捧げる」と、断崖絶壁から身を投じました。すると、紫色の雲が湧き、釈迦如来と羽衣をまとった天女が舞い降り、雲の中で弘法大師を抱きとめました。命を救われ、願いが叶うことを示された弘法大師は、青年になって我拝師山の山頂で刻んで安置し、堂宇を建てたといいます。

御詠歌       迷いぬる六道衆生(ろくどうしゅじょう)すくわんと
                        尊き山に出づる釈迦寺(でら)
宗派        真言宗御室派
開基        (伝)空海(弘法大師)
ご本尊       釈迦如来
創建        奈良後期〜平安時代前期
所在地      香川県善通寺市吉原町1091番地
     


大師堂
求聞持大師の由来
本堂
地蔵堂
鐘楼堂



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