四国88ヶ所めぐり遍路の足袋  寺巡り

弘法大師ゆかりの88ヶ所の寺院の総称で、これらを結ぶ遍路道を順に辿ります。1400kmにも及ぶとか。気長にゆっくりと、挑みます。

7日目9日目


第8日目

2019/8/1    香南市⇒29番⇒30番⇒31番⇒高知駅    38.0km
行程をスマホのGPSでトレースしました。クリックすると別ウィンドウ(タグ)で地図が開きます。

29番国分寺付近までのルートはトレースできましたが、それ以降はデータが飛んでしまいました





29番 摩尼山国分寺天平13年聖武天皇の勅願により僧行基が創建した官寺で、当時は方6町の寺域を有し七堂伽藍が完備されていた。その後弘法大師の中興により四国29番札所となる。
鎌倉時代から戦国時代にかけ幾度もの戦禍や災害を受けて荒廃したが、室町末期に長宗我部氏の庇護を承けて復興。特に元親が永禄元年金堂を再建し現在に至る。
山内藩政時代にも寺領を与えられ建物の造営修復は藩の援護を得て行われていた。金堂(本堂)と木造薬師如来像二体並びに梵鐘は国の重要文化財。また創建当時の土塁が残る寺域は国の史跡に指定されている。        説明板から

御詠歌       国を分け宝を積みて建つ寺の 末の世までの利益残せり
宗派        真言宗智山派
開基        行基菩薩
ご本尊       千手観世音菩薩
創建        天平13年(741)
所在地      高知県南国市国分546
     



仁王門
仁王門からの参道
鐘楼
開山堂
金堂(本堂)           重要文化財
金堂は七堂伽藍の中心となる建物で、本尊を安置するお堂。現在の建物は永禄元年(1558年)に長宗我部国親・元親親子により創建時の金堂跡に再建されたもので、柿葺(こけらぶき)と天平時代の建物に模した寄棟造りに特徴がある。
また、内部の海老紅梁は土佐最古といわれ吹寄垂木などに室町時代の特色がうかがわれる。
大師堂
酒断(さけだち)地蔵尊
光明殿




29番から30番 百々山善楽寺 をめざして

土佐神社の楼門     寺の仁王門かと思ってしまうほど立派な門。神仏分離で神社側の持ち物になってしまったのでは?。隣接する善楽寺には山門も無く、力関係がうかがわれる。
土佐神社 鳥居
土佐神社 鼓楼
土佐神社 拝殿 
土佐神社  絵馬殿
土佐神社 輪抜け祓所
土佐神社 輪抜け祓所






30番 百々山善楽寺桓武天皇の時代に弘法大師四国巡錫の砌、この地に堂宇を建立し、一の宮の別当として、一国一宮を開創、四国三十番の札所と定められました。土佐の豪族であった長曾我部家江戸時代には、領主山内家の厚い信仰と庇護を受け繁栄しました。

御詠歌       人多くたち集まれる一ノ宮 昔も今も栄えぬるかな
宗派        真言宗豊山派
開基        弘法大師
ご本尊       阿弥陀如来
創建        大同年間(806〜810)
所在地      高知県高知市一宮しなね2丁目23-11
     



石塔      山門も仁王門もない。この石塔のみ。
子安地蔵堂
本堂
大師堂



30番から 31番 五台山竹林寺をめざして

山の上の寺への参道






31番 五台山竹林寺慶長年間土佐藩主山内一豊公以来歴代藩主の尊祟篤く、山内家の祈願寺として荘厳を極め、伽藍は土佐屈指の名刹であります。

御詠歌       南無文殊三世(みよ)の仏の母ときく 我(われ)も子なれば乳(ち)こそほしけれ
宗派        真言宗智山派
開基        行基菩薩
ご本尊       文殊菩薩
創建        神亀元年(724)
所在地      高知県高知市五台山3577
     



仁王門
仁王
仁王
鐘楼堂
参道横の苔むした庭
大師堂
本堂
五重の塔
五智如来



31番から高知駅をめざして

国分川を渡っています。この川は大きな浦戸湾に流れこみますが、湾の出口に桂浜があります。






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