四国88ヶ所めぐり遍路の足袋 寺巡り
弘法大師ゆかりの88ヶ所の寺院の総称で、これらを結ぶ遍路道を順に辿ります。1400kmにも及ぶとか。気長にゆっくりと、挑みます。

4日目 6日目

第5日目

2019/7/29  JR新野駅 ⇒  23番 薬王寺     40.0km

行程をスマホのGPSでトレースしました。クリックすると別ウィンドウ(タグ)で地図が開きます。


23番 医王山薬王寺をめざして



新野駅から一旦、東に進み伊座利に向かう。峠越えできつい坂を登り、漁港まで下りた。
福井川を渡っています。
へんろ道の案内石塔  22番平等寺まで15.8km 23番薬王寺まで39.3kmと書いてある。ジグザグに海岸線をたどるへんろ道は長い。
峠から海が見えたが、空と海が同じ青色で水平線がはっきりとしない。
川を隔てて山際に立つ薬王寺。
山の上に立つ日和佐城
日和佐城
日和佐駅前にある「蛇責めの石」由来
安土桃山時代 日和佐肥前之守の弟で、日和佐権頭(浜 五郎兵衛)の女中にお蝶という人がおった。このお蝶が作る料理が大変美味なので、殿様は不思議に思い色々調べてみると、 なんと蛇の身で煮汁を作っていることがわかった。怒った殿様は、大きな桶にお蝶を入れて大石で蓋をして、桶に小穴をあけて蛇を入れ”蛇責にして殺したという。その時蓋として使ったのがこの石である。
                                      説明板から



23番 医王山薬王寺 弘法大師が42歳の時、厄除けに本尊の薬師如来を刻まれことから厄除けの寺として有名です。 女厄坂33段、男厄坂42段、男女厄坂61段は、男女の厄年にちなんで造られているおり、厄落としを願いながら一段ずつ一円玉を置きながら階段を上がっていく。

御詠歌       
宗派        高野真言宗
開基        行基
ご本尊       厄除薬師如来
創建        726年
所在地       徳島県海部郡美波町奥河内字寺前285-1

     



厄年開運の寺  と記された石塔
山門
仁王様
参道横の石組の壁が美しかった。
女厄坂 その上に  男厄坂
石段を厄年の男女が織るように上下しており登る者は一段のぼるごとに一枚ずつ一円アルミ硬貨をおいてゆく     司馬遼太郎著 「空海の風景」より

このお寺だけでなく、石段に一円玉が置いてあるに不思議な感じを持っていたが、これを見てはじめて気付いた。
本堂
肺大師
大師堂
地蔵堂
霊牌堂
瑜祇塔(ゆぎとう)
高さ29メートルの楼閣。上方が四角、下方が円筒形で一重の塔。天と地の和合を説く『瑜祇経』の教えに基づき、屋根に五柱の相輪が立つ。この特異な形状の塔は真っ赤な色と相まって日和佐の町からよく見える。
鐘楼堂
医王殿
4日目 6日目


戻る トップページへ 練習日誌へ 記録集へ Maranicへ ぶどう栽培日誌へ 掲示板へ Linkへ