新西国霊場巡礼の足跡
新西国霊場とは
大阪時事新報(現・産経新聞)、神戸新聞、京都日日新聞(現・京都新聞)の三都新聞連合の企画により、聖徳太子の「和の道」を基調とし、読者の人気投票に基づいて選定された33箇所の観音霊場をはじまりとする。戦後、霊場を辞退した2霊場を入れ替え、1967年(昭和42年)に客番5霊場を加えて38箇所となった。

近畿2府4県に散らばる38寺を順不同でつないで歩いて行きます。

なかなか踏破は難しそうですが、時間をかけてチャレンジします。


28番 光明寺から 29番 皆生山酒見寺をめざして



2017/9/19   光明寺 ⇒ 酒見寺   14.1 km


行程をスマホのGPSでトレースしました。クリックすると別ウィンドウ(タグ)で地図が開きます。

播磨中央公園には数多くの書家の名書を飾る石碑があった。



29番 泉生山酒見寺

御詠歌       世の旅を 酒見(さがみ)の寺に かへりみて 頼むは遠き 行くてなりけり
宗派        高野山真言宗
開基         行基菩薩
ご本尊        十一面観世音菩薩
創建         745年
所在地       兵庫県加西市北条町北条1319     




本坊
護摩堂(左奥)と庭
鐘楼
1664年再建。袴腰付鐘楼で、和様を基調とし、部分的に唐様を混合した様式。
本堂 (金堂)
十一面観世音菩薩を本尊とし、多聞天と持国天を両脇侍とする。
御影堂
弘法大師を本尊とするお堂。
多宝塔
1662年再建。多宝塔は密教系の塔形として平安時代から建立され、真言宗では南天竺の鉄塔の形を模し、大日如来または密教の五仏を本尊とするのが一般的といわれる。
この塔の内部は、四天柱や来迎壁には両界諸仏、外陣脇間の壁板には真言8祖を、その他全面に装飾分様をそれぞれ極彩色で描かれている。
地蔵堂
地蔵菩薩を本尊とするお堂。
引聲堂(阿弥陀堂)
阿弥陀如来を本尊とするお堂。
楼門
1825年再建。上層周囲に縁をめぐらした三間一戸の楼門で、入母屋造り、本瓦葺である。虹梁、丸桁木鼻などの細部にみる絵様繰形や柱上の斗きょう組物、それにかえる股などの形式手法は江戸時代後期の技法をよく伝えている。
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