新西国霊場巡礼の足跡
新西国霊場とは
大阪時事新報(現・産経新聞)、神戸新聞、京都日日新聞(現・京都新聞)の三都新聞連合の企画により、聖徳太子の「和の道」を基調とし、読者の人気投票に基づいて選定された33箇所の観音霊場をはじまりとする。戦後、霊場を辞退した2霊場を入れ替え、1967年(昭和42年)に客番5霊場を加えて38箇所となった。

近畿2府4県に散らばる38寺を順不同でつないで歩いて行きます。

なかなか踏破は難しそうですが、時間をかけてチャレンジします。

24番 須磨寺から 23番 宝積山能福寺をめざして


2017/10/31    須磨寺 ⇒ 能福寺   7.3 km

行程をスマホのGPSでトレースしました。クリックすると別ウィンドウ(タグ)で地図が開きます。
須磨寺公園
妙法寺川公園
西神の妙法寺から流れ至っている川の割に細いのが気になった。途中で河水を何かに利用しているのだろうか。
新長田駅南側の若松公園にある鉄人28号モニュメント。
神戸の県工に努めていた頃にこの近くに住む生徒の家に家庭訪問で訪れたのを思い出した。授業料未納の家で催促に訪れたのだが、狭い長屋状態の家で家の中にはとても入れなかったので、外で立ち話しただけで早々に引き上げた。その後の震災で、すべて焼けてしまい当時の面影は全く見られなかった。街は一変していた。スマートに。。
高架は阪神高速神戸線。国道2号線もここから高架になってJR和田岬線を跨ぐ。




23番 宝積山能福寺 能福寺は、平清盛が福原に遷都した際、平家一門の帰依を受け、七堂伽藍が整い隆盛を極めた。さらに平清盛は、仁安三年(1168年)能福寺にて剃髪入道し、六十四歳で死去した後も遺言により遺骨を能福寺に埋葬したと言われている。

御詠歌       ただ法(のり)の 宝を積みて はるばると 運ぶ歩みの 楽しかりけり
宗派        天台宗      将軍平清盛公菩提処
開基        伝教大師最澄
ご本尊       十一面観世音菩薩
創建        805年
所在地      神戸市兵庫区北逆瀬川町1-39




本堂 月輪影殿
本殿はもと京都東山の泉涌寺寺域の墓陵(月輪御陵)にあったものを昭和28年(1953年)に宮内省と九条家より移築されたものです。
兵庫大仏
1891年(明治24年)に豪商・南条荘兵衛の寄進により大仏が建立された。この大仏は1944年(昭和19年)に金属類回収令で国に供出されるまで日本三大大仏の一つに数えられた。
現在の大仏は1991年(平成3年)に再建されたものである。像重量約60t、像高11m、蓮台と台座を含めると高さ18mになる巨大な坐像である。
本堂 月輪影殿
平清盛公墓処 (平相国廟)
十三重石塔(平清盛供養塔)
滝善三郎供養碑(神戸事件)
もともと永福寺にあったものを百回忌の昭和44年(1969年)に移されたもの
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