白馬大雪渓
DATE : 2005年7月24日(日)から26日(火)
ROUTE : 猿倉〜白馬尻(幕営泊)〜大雪渓〜白馬岳〜杓子岳〜鑓ヶ岳〜白馬鑓温泉(幕営泊)〜猿倉
猿倉駐車場 | 舞鶴若狭道、27号線、北陸道をを乗り継いで福井県に入る。トンネル出口付近でワンボックスカーの助手席からおばさんが大声で何かこちらの車に向かって叫んでいた。右後ろタイヤがパンク。大きな事故になる前に教えてくれたおかげ。 スペアタイアに替えて、走っていると、今度はパトカーに止められた。何か違反でもと車を止めたが、タイアの取り付け不良を教えてくれただけ。 糸魚川インターで降り、南下。川沿いは雪崩よけのシェルターがずっと連続していた。ここも土木工事でしか地元に貢献する事業が無いのか。 猿倉の駐車場についたのは、16:30ごろ。 荷物を担いで駐車場出発は17:00。予定より2時間送れの出発となった。明るいうちに、白馬尻小屋までたどり着くことが出来るか。 |
駐車場に着いた時は既に夕暮れ前。周りには人影はなし。 |
白馬尻小屋 | 砂利道を30分。その後の山道を20分。心配したがまだ明るいうちに、小屋にたどり着いた。小屋の前の広場にさっそくテントを張る。雨が降ればいつでも、小屋のひさしに逃げ込めるし、小屋の明るさでテント場も明るい。 |
やっと着いた白馬尻小屋。 | 日の入り前の雪渓を望む。明日はここを駆け登ります。 | 小屋前で、雪渓をバックに。この後、ここにテントを張った。 | 小屋横の登山道入り口にかかる看板 |
大雪渓 | 5:50に小屋を出発。中高年のおばさんたちの大グループよりも先に雪渓に入らないと何時着けるか分からないので急いでの出発だった。 すぐに、大雪渓にかかる。遠くから見れば綺麗な雪渓も、足の下のものは真っ黒で、触ろうという気も湧かない。 何時落石があるか分からないので、余り休憩もしておれない。ひたすら、足元を見つめながらの行進だった。 |
前を行く生徒にはすぐに引き離されてしまう。 | あちこちから乾いた岩の音が響き、不気味。 でも、見上げれば山頂と青い空が。 |
上がって来たふもとを見下ろすと、雲海の中にあった。 | 。雪渓のっ中での小休止。腰を下ろすこともできず、落石も怖いしで、永いせずに出発。 |
落石とともに巻き込んだ砂で色が変わって縞縞模様の雪渓。 | 雪解け水。冷たくて美味しそうですが・・・・。 | 落石の巣:小雪渓のトラバース。緊張の時でしたが、生徒は漫然と歩いています。 | 雪渓の終点。岩に駆け上がって一安心。縁の雪渓はいつ崩れるかわかったものは無い |
道端のお花畑 | 大雪渓を過ぎて避難小屋の間はお花畑が特に美しかった。 |
シロウマタンポポ | クルマユリ | ハクサンフウロ | ミヤマシャジン |
避難小屋〜白馬山荘 | 8:30避難小屋に到着。大雪渓と違って、緑にあふれ、お花畑に堪能した。 避難小屋入り口で2組のけが人を出会う。パトロールを呼んでいたが、いずれも中高年。自分の体力の限界をわきまえられる年だと思う。 |
右奥の稜線に見えるコルを目標に | コルが段々と大きくなり、視界も効いて来た。 | 白馬山荘下の最後のロープ場を越えて、・・・・ でもここからも急な坂が続いた。 |
白馬岳 | 10:45 白馬岳山頂到着。 |
ヤットたどり着いた稜線。 | 白馬山頂を背に。途中に見えるのは、ホテルみたいな白馬山荘。 | 中部国立公園と書いた標識。風雨の強さを感じさせるたたずまい。ペンキは剥げ落ち、読めない。 | 白馬山頂で全員集合。 |
杓子岳から鑓ヶ岳 | 昼食後、12:15白馬山荘上をスタート。 13:00杓子岳下をトラバース。 14:40鑓ヶ岳山頂。 15:20分岐を左に折れる。(まっすぐ行くと、唐松岳) |
杓子岳にいたる尾根。 | 鑓ヶ岳にいたる尾根。段々とガスが濃くなってきて、 | 鑓ヶ岳前のコル。この辺で雷鳥を親子を見かけた。 | 鑓ヶ岳山頂で。ガスが周りを覆い、いつ降りだしてもおかしくない天候。 |
鑓温泉小屋 | 小屋下のキャンプ場にたどり着いた頃に雨が降りだした。急いで、テントを張り食事は小屋の外のひさし下で作り、小屋の中に入り込み食べた。その小屋も8時には追い出され、テントに入って酒の勢いで寝た。 |
鑓ヶ岳付近で見かけた雷鳥 | 尾根の分岐からドンドン下っても下ってもなかなか塚なった鑓温泉。下に見えた雪渓が段々と横に見えるようになって来た。 | やっとたどり着いた鑓温泉小屋。 | 出発前の姿。台風の余波で一晩雨が降り続いた後、朝になっても止まず。 |
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