西国三十三所巡礼 

西国三十三所は約1300年の歴史を持つ日本最古の巡礼路です。その総距離は1000kmに及び、和歌山、大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、岐阜と近畿圏を包括するように伸びています。

順不同でつないで歩いて行きます。

なかなか踏破は難しそうですが、時間をかけてチャレンジします。

 


33番谷汲山から30番 竹生島 宝巌寺をめざして



2017/4/6   JR長浜駅⇒長浜港   1.5 km  



スマホのGPSで行程をトレースした。別タグで開きます。
写真と見比べながら御覧ください。

長浜城を背に八重桜は咲いているが、奥のソメイヨシノはまだチラホラ。
シーズンを間近にしたヨットハーバー。
春の嵐(?)で接岸できずに引き返すかも知れないとの条件付きで出港した船は竹生島を目指す。
風も弱まり波もなく港に入っていく船。竹生島は湖底から突き出た花崗岩の先端が湖水面からのぞく島。岩壁にへばり付くように寺の建物がへばりついている。
緑に覆われた島に見えるが、ここらだけで他はカワウの糞害で木はすべて枯れ景観被害が甚だしいらしい。




30番 竹生島 宝巌寺

御詠歌       月も日も 波間に浮かぶ 竹生島 船に宝を 積むここちして
宗派         真言宗豊山派
開基         行基
ご本尊        千手千眼観世音菩薩(観音堂)
創建         神亀元(724)年
所在地       〒526-0124 滋賀県東浅井郡びわ町早崎竹生島1664
入山料       400円
豊臣秀吉の遺命により京都東山「豊国廟」より移築された西国第三十番札所観音堂・唐門、藤原時代の工風を忠実に再現した高雅華麗な大辯才天堂などがある。 特に「唐門」は豊臣期の大坂城の唯一現存する遺構として有名。琵琶湖に浮かぶ島の景趣は「深緑 竹生島の沈影」として有名である。


「宝厳寺竹生島」と書かれた石塔とともに都久夫須麻神社鳥居があり「厳金山」と書かれている。
神仏分離ならぬ神仏習合そのもの。
護摩堂
 月定院。
奥は巳月堂  手前は
本堂
樹齢約400年のモチの木。
伏見城から都久夫須麻神社本殿を移築した際、片桐且元が観音堂の普請奉行として自ら植えたとされている。
三重塔
行尋坊天狗堂。
観世音奉安殿
雨宝童子堂
ボケ封じ、諸病封じ     楽寿・観世音菩薩。
唐門(国宝)と観音堂は工事中(H30年まで)でその外観は撮影できず。内部にあった菩薩。
舟廊下
都久夫須麻神社も工事中。
白巳大神。
龍神拝所(八大竜王拝所)。ここから琵琶湖に向かってかわらけ(白い素焼きの土器皿)投げをする。
かわらけの白さが目立つ。
厳島大神。江島大神。
神變大菩薩。
三龍善神。
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