西国三十三所は約1300年の歴史を持つ日本最古の巡礼路です。その総距離は1000kmに及び、和歌山、大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、岐阜と近畿圏を包括するように伸びています。 順不同でつないで歩いて行きます。 なかなか踏破は難しそうですが、時間をかけてチャレンジします。 |
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26番 法華山一乗寺をめざして
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加東市上鴨川の住吉神社。工事中のため近寄らなかったが朱色の建物が重要文化財(国指定)の本殿。 |
住吉神社の舞殿。 |
三草山は1184年の源義経と平資盛との戦いの場。 平氏追討の宣旨を受けた源範頼・源義経率いる源氏軍は平氏が拠点とする福原を目指して出陣した。2月5日に摂津国に入ると、東西から挟み撃ちにするために軍勢を二手に分け、大手(福原の東方)を攻める範頼は西国街道を、搦手(福原の西方)を攻める義経は丹波路を進み、2月7日が矢合わせ(攻撃決行)となった。 一ノ谷を目指して丹波路を進軍する義経を迎え撃つため、平氏方の平資盛・平有盛・平師盛らが播磨国三草山の西に布陣する。義経は東方に陣をとり、源平両軍が三里ほどの至近距離で対峙した。 丹波との国境に近い三草山は、交通の要所であると同時に険阻な山と深い谷に囲まれた軍事的要衝の地であった。平氏の荘園の地であったと見られ、平氏に地の利があるこの場所が防衛拠点として選ばれたと見られる。 平家物語』「三草合戦」の段によると、義経は土肥実平を呼び、今晩夜討ちをかけるか、明日の合戦とすべきかを問う。田代冠者信綱が進み出て「明日の合戦となれば、平家の軍勢は増すので、数の上で有利な今、夜討ちをかけるべきです」と進言。義経はそれを受け入れ、夜討ちを決行するべく民家に火を放って進撃した。 夜討ちを予想していなかった平氏軍は武具を解いて休息しており、源氏軍の夜討ちにあわてふためいて敗走し、あっけなく源氏軍の勝利となった。 |
道路沿いの山はバゲ山。瀬戸内の山と同じで乾燥と火事の繰り返しで森林が成長しない。 |
2015/10/30 木梨⇒加東大橋(加古川)⇒高岡⇒鶉野町(飛行場跡地)⇒一乗寺 19km
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加古川を跨ぐ加東大橋。 |
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加東大橋の少し上流にある3代目の福田橋。 |
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社町駅の駅舎は地球儀を模したものだが、駅前には全く何もなくひっそりとしたものだった。 |
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万願寺かわに架かる「おおけ橋」より上流を望む。 |
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播磨中央自転車道。播磨中央公園から南に延びるこの自転車道(13.9km)は加古川右岸自転車道(22.5km)、姫路明石自転車道(35km)と接続しており、全長70kmの長さとなっている。 |
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鶉野(うずらの)飛行場跡方面を望む。 第二次世界大戦中、川西航空機姫路工場の専用飛行場として建設されたが、姫路海軍航空隊や筑波海軍航空隊分遣隊が駐留し訓練基地および特攻隊の出撃拠点となった。当時、川西姫路工場では紫電、紫電改が製造されており、それぞれ486機、44機が組み立てられた。 当時、この飛行場で主に運用されていた機体は93式中練、97式艦攻などである。(Wikpedia より) |
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11:08 笠原神社 |
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11:11 国道372号線から北方向の山。 |
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11:30 道標の一面には「西 ひめじ 東 やしろ きよみづ」 もう一面には「左 法花(華)山参道 是ヨリ2800メートル」。 |
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11:30 国道372号線を離れて、一乗寺に向けての山道に入る。 |
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11:41 自動車参道と徒歩参道の分かれ道。もちろん近道の徒歩道に入っていった。 |
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11:50 徒歩参道の終点にある山門と思っていたが、山門の向こうにはアスファルト舗装の道が続いていた。 |
御詠歌 春の花 夏は橘 秋は菊 いつも妙なる 法の華山 |
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駐車場横の勧喜院。 |
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朽ちた桜の幹の間から新たに桜の新木が幹を伸している。 |
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一乗寺の入口。 |
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見上げると長い長い石段が続く。 |
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常行堂。 |
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三重塔(国宝)。 伏鉢(屋根上、相輪の下部にある半球状の部材)の銘から、承安元年(1171年)の建立と判明する。平安時代にさかのぼり、建立年代の明らかな塔として日本でも稀有のものである。塔身部の逓減率(初重から三重に向かって小さくなる率)の大きいことが特色である。 〜Wikipediaより |
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宝輪堂。 |
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石段下から本堂を見上げる。 |
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鐘樓。 |
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護法堂。 |
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本堂から三重塔、行者堂を見下ろす。 |
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弁天堂(左)。妙見堂(右)。 |
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行者堂。 |
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